カラーの仕組みと、CAREPROとシステムトリートメントの相乗効果について

こんにちは!

去年末からhiroba.で導入しました、すごいやつ。超音波アイロンcare pro(ケアプロ)ですが、年を明けた今もなお絶大な人気を誇っています!

 

今回カラーとトリートメントでご来店の常連のお客様に撮影許可をいただきました。

Before

もともと明るくなりやすい髪質&毛が細いので、どうしても毛先がパサついて見えてしまう

 

ここで一度アルカリカラーの説明をします!

 

今回はN.colorの中でも特に人気色、フォギーアッシュを入れていきます。

使用する薬剤はアルカリカラー(おしゃれ染めや、ファッションカラーと呼ばれているものです)。

薬剤に入っているアルカリ剤で髪の毛の表面の蓋(キューティクル)を開いてから、その内側にあるコルテックスと呼ばれる部分に色素達がくっ付いてキレイな色を出すのです。

しかし生活していく上で、どうしても髪のダメージにより、コルテックスやキューティクルは減っていきます。

 

コルテックスにくっ付いて色を出すはずの色素たちですが、いざ髪の毛内部に入ってみると

くっ付く場所がない!となり、お湯やシャンプーとともに流れていってしまうことになるんです…

俗に言う、色落ちが早い 持ちが悪い というやつですね。

 

なら髪の毛のコルテックスを増やせばいいんだ!となり、

コルテックスの主成分はタンパク質なので、肉や大豆を食べればいいんだ!となります。

 

しかし、髪の毛には血管はないので、いくら体内に栄養を取り入れたところで一度生えた髪の毛部分にはその栄養は届きません。

そこで髪の毛の成分に似せて作ったPPTと呼ばれるトリートメントで、擬似的に髪の毛内に色素達がくっ付いていられる場所を提供してあげよう!というのが、hiroba.でやっている前処理というものです。

そこで活躍してくれるのがケアプロです。

液体が超音波によって霧化しているのがわかりますよね?(加熱されてるわけではありません。)

PPTを塗布した髪の毛をこのアイロンで挟むことで、霧化されてさらに細かくなったPPTが髪の毛内部の隅々まで行き渡ります。

 

そうして出来た擬似コルテックスと、もともと髪の毛にいるコルテックスの中のメラニン色素に変えて、ヘアカラーの色素をくっ付かせるんです!

こういう工程を間に入れることで、何もしないでカラーをした時よりも色持ちが良くなることは誰もが想像できると思います。

以上がカラーの仕組みと、僕が思うCAREPROとシステムトリートメントの相乗効果についてでした!

※今回は多くの方に簡単にわかってもらえる様にざっくりとした説明になってしまいました。もしもっと詳しく知りたい!という方は是非hiroba.にお越しください^^しっかりとご説明いたします。

after

色が綺麗に入り、毛先までツヤ まとまりが出たのが確認出来ます。

今回のお客様はフルコースのトリートメントのお客様でしたので、まだ続きの工程も行ってます!

続きは後半戦として、またブログに綴ります。

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